消費者庁共催、石川県・石川県立大学後援
【2023年度】食品安全コミュニケーター育成講座を
開講しました!
※本講座は「食の安全について正確な知識を修得し、情報を発信できる人材の育成」を目的に会員生協組合員理事・生協職員が全6回受講します。
講 義「食品中化学物質のリスク評価」
講 師国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 部長 畝山 智香子氏
感 想
食の安全は、科学的に考える事が大事だと思いました。
食品中の化学物質のリスクは暴露量で変えられるので、それによってリスクも減らせる。また、食品の安全で最も重要なのは衛生管理であると聞き、基本が大切なのだと改めて思いました。他にも沢山目から鱗の話、改めて知る話等とても有意義な講座でした。
知らない事をたくさん勉強できてあっという間に時間が過ぎました。次回も楽しみです。
添加される物や残留農薬など意図的に加えられた物が体に悪い物と思っていましたが最も重要なのは衛生管理であるとお聞きして驚きました。そして意図的に加えられるものへの管理については国がしっかり管理をして頂いている事で安全管理をされているのだと感じました。
正しい知識を広い視野で持つ事が大切だと感じました。
食品には、意図的に使われるものと非意図的に含まれてしまうものがあり、非意図的に含まれるものは評価や管理が難しいという事を学べました。リスクの大きさも、食品全てがゼロではない、偏った摂取ではなくバランスのとれた食生活が大事だという事がわかりました。
食品とは何?と、今まで考えたことのなかった問いについて考えることからことから始まり、これまでの食への認識が覆される内容で衝撃を受けました。食の安全についての知識を身につけ皆さんにお知らせしていけるよう学びたいと思います。
「食べるものに安全なものはない」と言われた時、生協は安全・安心と言ってきたので正直驚いてしまいましたが、「最も大事なのは衛生管理である」という事にものすごく納得できた。
食の安心安全について本物の知られざる知識が得られて良かった。
食品中化学物質のリスクについて、大変勉強になったし、いろんな方に知ってもらいたいと思いました。
食品は「安全」ではなく、なんらかのリスクがある事を知る事ができました。
「地産地消も(リスク分散の視点でいうと)おすすめはしない」というような先生の言葉が参加者に衝撃を与えていました。(食品の安全にゼロリスクはないことや自給率が低いのでそもそも100%の地産地消はできないことなどを理解する必要はありますが)それくらい衝撃を受けることで、これまでの思い込みやイメージでとらえていた食の安全について科学的に考えられるようになるきっかけになると思いました。
目から鱗な話ばかりでした。自分の食の安全に対する考え方として新しい視点で見えたのがよかったです。
食品は元々安全なものではなく、加熱や冷却、添加物を使用したりすることで安全のバランスを取っているということが印象的でした。何でも摂取しすぎると毒になるということの理解も深まりましたし、科学に基づいて食品や添加物を正しく知ることが重要だと分かりました。
畝山先生の講義がとても聞きやすく、わかりやすかったです。専門職の人ですら食についてはまだまだ未知のことが多いということが分かりましたので、これからこの講義を通して正しい知識を身に付けたいと思います。
食品の安全とのテーマで、受講前は漠然としたイメージでしたが、今回参加し「なるほど」と感じることが多々ありとても勉強になりました。報道されていることをただ信じるだけでなく、自分で調べ知識を持つことが大切だと分かりました。残り5回の講義でも多くのことを学び、今後に活かしていきたいと思います。
とても興味深い内容だったので、あらためて食の安全について考えるきっかけになりました。
昨年も参加された方の感想
講義後のグループワークでは、昨年度の修了生に学んだことを活かして盛り上げていただきました。
周りの方に知らせてあげたい事が沢山有りました。
食品コミュニケーターの研修を受ける事で正しく情報を理解することや安心と安全の違いや取り巻く環境について深く知る機会になります。
2回目ともなりますと復習の様でヨリ深く学ぶ事が出来た様に思います。食品とは未知の化学物質の塊りでまだ良く分からない物である。人の寿命が伸びてリスクが様々に影響してきている等も皆さんに知っていただきたいと思います。
畝山先生のおはなしのスピードは相変わらず速かったですが、昨年のオンライン開催時より格段に判りやすかったです。2度目だからでしょうか? 短い時間にあれだけの情報量を判りやすく教えてくださる畝山先生は、素晴らしいです。