食中毒予防の第一歩
正しく「手洗い」できていますか?
手にはたくさんの微生物が付着しており、中には食中毒の原因になるものもいます。微生物は洗い流すことができますが、洗い方次第では意外と落ちていないことも。
手を介した食中毒を引き起こさないために正しい手洗い方法を身につけましょう。
手洗いのタイミング
その他、おむつ交換の後、咳・くしゃみや鼻をかんだ後など、適切なタイミングで行いましょう。
手洗いの手順
指輪や腕時計などは外して行いましょう
❷~❾を2回行うとより効果的です
❶流水で手から手首まで濡らす
❷石けんを手にとりよく泡立てる
❸手のひら・指の腹
(こすり洗い)
❹手の甲・指の背
❺指の間・付け根
❻親指・付け根
(ねじり洗い)
❼指先・爪の間
❽手首・腕
❾流水で十分にすすぐ
❿ペーパータオルでしっかり手を拭く
気をつけたいポイント
タオルの共有をしない
手に残っていた細菌やウイルスがタオルに付着している恐れがあるため、せっかく洗った手が汚染されることも。ペーパータオルもしくは清潔なタオルを使いましょう。
洗いすぎに注意!
皮脂が失われて乾燥することで手が荒れやすくなり、そこから細菌やウイルスが入り込みやすくなります。過度な手洗いに注意しハンドクリームなどで手のケアも忘れずに。

消毒の手順
15秒以上行いましょう(途中で消毒液が乾いてしまった場合は足してください)
❶消毒液を手のひらにとる
❷手のひらをこすり合わせる
❸手の甲に
塗り広げる
❹指先・爪の間
❺指の間
❻親指
(ねじるように)
❼手首
❽乾燥するまでよくすり込む

消毒の方が効果が高いですが、手に汚れがあると消毒液が行きわたらず十分な効果を得ることができなかったりノロウイルスにはアルコール消毒があまり効かないと言われてるため、まずはきちんと手を洗うことが大切です。
消毒の方が効果が高いですが、手に汚れがあると消毒液が行きわたらず十分な効果を得ることができなかったりノロウイルスにはアルコール消毒があまり効かないと言われてるため、まずはきちんと手を洗うことが大切です。
手洗いと消毒、どちらが効果的なの?
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