バーベキューでの
注意点
みんなで楽しい『バーベキュー』


でも、暑い日の食品の取扱いにはじゅうぶん気をつけないと、食中毒の心配があります。
どんなところに注意したら良いのか、検証してみました。


生のお肉を
うっかり日なたに置いたままにしたら
どうなるのかな?



生焼けのお肉は
だいじょうぶ?

- 一般生菌数 70cfu/g
- 大腸菌群 陰性cfu/g

- 一般生菌数 10,000cfu/g
- 大腸菌群 170cfu/g
外側に焼き目がついたからもう大丈夫?
いえいえ。中はまだピンク色の生焼けです。
肉汁が出ないくらいしっかりこんがり焼かないと心配です。

外側に焼き目がついたからもう大丈夫?
いえいえ。中はまだピンク色の生焼けです。
肉汁が出ないくらいしっかりこんがり焼かないと心配です。

生のお肉を
つかんだトングで
サラダをつかんだらどうなるのかな?

- 一般生菌数 3,100cfu/g
- 大腸菌群 10cfu/g

- 一般生菌数 7,200cfu/g
- 大腸菌群 70cfu/g
生のお肉をつかんだトングに着いた菌がサラダにくっつきます。
お肉をつかむトングを使って、生で食べるサラダをつかむのはよくありません。
トングやお箸はきちんと分けて使いましょう。
もちろん、食べる時のお箸で生のお肉を焼いてはダメですよ!

生のお肉をつかんだトングに着いた菌がサラダにくっつきます。
お肉をつかむトングを使って、生で食べるサラダをつかむのはよくありません。
トングやお箸はきちんと分けて使いましょう。
もちろん、食べる時のお箸で生のお肉を焼いてはダメですよ!

お惣菜
(きゅうりの塩漬け)を
日なたに置いたままにしたらどうなるのかな?

- 一般生菌数 210,000cfu/g
- 大腸菌群 770cfu/g

- 一般生菌数 260,000cfu/g
- 大腸菌群 69,000cfu/g
塩漬けしたからといっても、炎天下に置きっぱなしは危険です。

塩漬けしたからといっても、炎天下に置きっぱなしは危険です。

バーベキュー用の
食材の取扱いについて

- 肉汁が生野菜に移らないよう袋に入れましょう。
- 保冷剤はしっかりと十分に。
- クーラーボックスは日陰に置いてきちんとフタをして!

- 中がぐちゃぐちゃで肉汁が野菜に移ってしまいそう。
- 保冷剤が足りない。
- クーラーボックスが日なた置きでフタもきちんとしまっていないよ。
クーラーボックスは置き場所や中の保冷剤の置き方にも注意が必要です。
- クーラーボックスは日の当たるところに置かない。
- 保冷剤は上下で食材を挟むように置くとさらに◎。

クーラーボックスは置き場所や中の保冷剤の置き方にも注意が必要です。
- クーラーボックスは日の当たるところに置かない。
- 保冷剤は上下で食材を挟むように置くとさらに◎。

残った食品は、
もったいなくても捨てよう!

バーベキューに使った食品はクーラーボックスに入れておいても、冷蔵庫のような保管温度にはなりません。
残った食品は、もったいなくても捨ててしまいましょう。

バーベキューに使った食品はクーラーボックスに入れておいても、冷蔵庫のような保管温度にはなりません。
残った食品は、もったいなくても捨ててしまいましょう。
当日の気温は30℃以上。
野菜を先に焼いたりワイワイお話していると、生のお肉が出しっぱなしだったり…。
食中毒とまではいきませんが、やっぱり菌数は増えていきます。
当日の気温は30℃以上。
野菜を先に焼いたりワイワイお話していると、生のお肉が出しっぱなしだったり…。
食中毒とまではいきませんが、やっぱり菌数は増えていきます。