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知っているようで
意外と知らない?
農産物にとって重要な
「農薬」について
考えてみよう農産物の栽培などに使われている「農薬」。メディアなど多くの情報源から身体や環境に悪そうなどといった不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
でも使うのにはちゃんとした理由があります。「農薬」について正しく理解しましょう。農薬の役割と種類
「農薬」は農産物を効率よく安定して生産するために使用する薬剤のことです。
農産物の成長の増進・抑制品質や収穫量を上げるほか果実の種をなくしたり、実を大きくするために使用します。
- 発根促進剤
- 着果促進剤 など
病害虫や雑草の防除農作物に悪影響を及ぼす虫を駆除したり、病気から農産物を守るために使用します。
- 殺虫剤
- 殺菌剤
- 除草剤 など
害虫を食べてくれる天敵害虫から農産物を守るために利用する虫や微生物なども農薬とみなされます。
- ナミテントウ
- カブリダニ類 など
農薬を使わないと
どうなる?病害虫や雑草の大量発生- 病気による品質低下
- 害虫からの食害
- 雑草による農作物の生育不良 など
収穫量・収益の減少生産者の労働量や負担が増える- 病害虫の駆除や除草に時間がかかる
- 必要以上に人件費やコストがかかる など
農産物の価格が上がる農薬を使用して
栽培された
農産物を食べても
健康に影響はないの?農産物は市場での販売にあたり、残留農薬の基準値を超えるものが出回らないよう栽培から流通まで法律によってさまざまな事項が定められています。
栽培時
「農薬取締法」にて使用できる農薬の種類や使用回数などが定められています。
農薬取締法人や環境・生態系などへの影響を踏まえて審査し認められた農薬だけが製造・流通・販売できる法律。
※農薬の登録数は4,059件(2024年3月31日現在)
流通時
「残留農薬検査」にて農薬が基準値を超えて残っていないか確認しています。
食品衛生法飲食による健康被害を防ぐための法律。農薬については残留基準値が食品ごとに定められている。
残留農薬の基準値は、さまざまな試験を行ったうえで人がその物質を一生摂り続けても健康に悪影響がない量を基に定められています。農産物の中に残っている農薬が基準値以下であれば問題ありません。
農薬自体も昔に比べると分解されやすく人や環境への負荷が低いものや、少量で効果があるものなど改良が進められています。
農薬自体も昔に比べると分解されやすく人や環境への負荷が低いものや、少量で効果があるものなど改良が進められています。
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今回の内容で間違っているのはどれでしょう?
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1
農薬は、農産物を病気から守ったり害虫を駆除する役割を持つ
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2
害虫にはナミテントウやカブリダニ類がいる
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3
害虫を食べてくれる虫や微生物も農薬とみなす
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正解者の中から抽選で20名様に500ポイントを進呈します。当選の有無につきましては、ご利用明細の「ポイントのご案内」欄をお確かめください。
※ポイントの進呈は、とやま生協・コープいしかわ・福井県民生協の組合員が対象です。応募締切2024年11月22日(金)(注文用紙は10月3回~11月4回)
注文用紙でのご応募の場合、6桁注文番号欄に応募番号【370200】を、注文数欄にクイズの答え(番号)をご記入ください。
※お預かりした組合員個人情報は、あんあんクイズ、その他ご本人への通知で利用させていただきます。
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日本は高温多湿で病害虫が発生しやすく、また生産者の高齢化が進んでいるのが現状です。その問題を解消するためにも農薬が必要です。
日本は高温多湿で病害虫が発生しやすく、また生産者の高齢化が進んでいるのが現状です。その問題を解消するためにも農薬が必要です。