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お弁当大調査!

暑い時期のお弁当は心配ですよね。
保冷バッグに入れていても、なんだか気になります。
毎日つかう水筒だって、きちんと洗えているのかな???
気になることを調べてみました。

鞄と水筒のイラスト
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おにぎり大調査!

おにぎりをラップで握るのはもう当たり前になってきたけど、握ったラップのままでおにぎりを包んで大丈夫?海苔で包んでも大丈夫?具材で違いはあるの?

あんあんくんのイラスト

おにぎりをラップで握るのはもう当たり前になってきたけど、握ったラップのままでおにぎりを包んで大丈夫?海苔で包んでも大丈夫?具材で違いはあるの?

9つのパターンで実験してみました

①塩むすびラップなし

②塩むすびラップあり

③海苔あり

④小梅1個入り

⑤刻み梅混ぜ込み

⑥焼き鮭入り

⑦鮭フレーク入り

⑧生明太子入り

⑨焼きたらこ入り

初発 6時間後 9時間後
生菌数
(個/g)
大腸菌群 生菌数
(個/g)
大腸菌群 生菌数
(個/g)
大腸菌群
①塩むすびラップなし 300以下 陰性 300以下 陰性 300以下 陰性
②塩むすびラップあり 300以下 陰性 300以下 陰性 300以下 陰性
③海苔あり 300以下 陰性 300以下 陰性 300以下 陰性
④小梅1個入り 340 陰性 310 陰性 300以下 陰性
⑤刻み梅混ぜ込み 300以下 陰性 300以下 陰性 300以下 陰性
⑥焼き鮭入り 300以下 陰性 300以下 陰性 300以下 陰性
⑦鮭フレーク入り 300以下 陰性 300以下 陰性 300以下 陰性
⑧生明太子入り 310 陰性 1,200 陰性 1,600 陰性
⑨焼きたらこ入り 300以下 陰性 300以下 陰性 350 陰性

※石鹸で手洗いした後、ラップでご飯を握り、25℃で保存した結果です。

※②ラップありはラップのまま保存しました。

※生菌数100,000個/g以下では食中毒の危険性はほとんどないと考えてよい値です。

朝、ラップを使っておにぎりを握れば、お昼すぎでも問題なさそうです。
具材に何を入れても、あまり変わりありませんでした。
そうはいっても、ラップで握ったおにぎりを容器に詰めるときにうっかり手で触ってしまうことも・・・。
調理の前にしっかり手洗いすることも重要です。

女性のイラスト

朝、ラップを使っておにぎりを握れば、お昼すぎでも問題なさそうです。
具材に何を入れても、あまり変わりありませんでした。
そうはいっても、ラップで握ったおにぎりを容器に詰めるときにうっかり手で触ってしまうことも・・・。
調理の前にしっかり手洗いすることも重要です。

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保冷バッグ大調査!

条件を変えて、温度変化を調べてみました。

室温想定 25℃保管
  • A 25℃保冷剤なし
  • B 25℃保冷剤(小)
  • C 25℃保冷剤(大)

室温想定 25℃保管

A 25℃保冷剤なし

B 25℃保冷剤(小)

C 25℃保冷剤(大)

屋外日なた想定 35℃保管
  • D 35℃保冷剤なし
  • E 35℃保冷剤(小)
  • F 35℃保冷剤(大)

屋外日なた想定 35℃保管

D 35℃保冷剤なし

E 35℃保冷剤(小)

F 35℃保冷剤(大)

保冷剤を一緒に入れた方が良いとはいうものの、それほどの効果は期待できない様子。
一時的に保冷剤に直接当たった部分だけ温度が下がっているので、保冷剤の入れ方にも注意が必要です。

女性のイラスト

保冷剤を一緒に入れた方が良いとはいうものの、それほどの効果は期待できない様子。
一時的に保冷剤に直接当たった部分だけ温度が下がっているので、保冷剤の入れ方にも注意が必要です。

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水筒大調査!

いろんな水筒があるけど、ちゃんと洗えているのかな?
汚れが残りやすい部分を知って、洗い方を考えよう!

あんあんくんのイラスト

いろんな水筒があるけど、ちゃんと洗えているのかな?
汚れが残りやすい部分を知って、洗い方を考えよう!

こんなところは要注意

ほかにも!
こんなところも要注意

複雑な形の飲み口や、パッキン、ストローなど、外せるところは全部外して洗おう!
普段は泡スプレーをかけて、柄付きスポンジでキュキュッと洗って、コーヒーの汚れや、長年たまった茶渋は洗剤つけ置き洗いでキレイにしましょう。

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お弁当大調査の結果

今回の実験では、普段どおりのお弁当作りでも大丈夫という結果になりました。
ただし、油断は禁物!
「手洗いはしっかりと」「よく冷ましてからフタをする」「生ものや水分の多いおかずは入れない」「なるべく早く食べる」など、一般的な注意点は大切です。
保冷バッグもそれほど期待できません。
どんなに気をつけていても、食中毒菌が1個でもいたらあっという間に増えてしまいます。
おいしくて、楽しくお弁当を食べられるように、気をつけましょう。

女性のイラスト

今回の実験では、普段どおりのお弁当作りでも大丈夫という結果になりました。
ただし、油断は禁物!
「手洗いはしっかりと」「よく冷ましてからフタをする」「生ものや水分の多いおかずは入れない」「なるべく早く食べる」など、一般的な注意点は大切です。
保冷バッグもそれほど期待できません。
どんなに気をつけていても、食中毒菌が1個でもいたらあっという間に増えてしまいます。
おいしくて、楽しくお弁当を食べられるように、気をつけましょう。

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