食品安全
コミュニケーター
育成講座を開催!
当初は石川県立大学で受講後、有限会社中本農園さんにて圃場を見学しながらお話をお伺いする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から急遽オンライン開催となりました。
講義❶ 食品を取り巻くハザードについて
石川県公立大学法人 石川県立大学 生物資源環境学部 食品科学科 准教授 中口 義次氏
講義❷ 農薬について~生産者の立場から~
有限会社中本農園 代表 中本 弘之氏
グループワーク 本日の学びの整理と発表
グループワークでは「食品を取り巻くハザードについて」の中で共感したことをテーマに意見交換を行いました。
感想
食中毒は誰もが身近な問題だと思います。
敵を知り、特性を知って、戦い方(?)や防ぎ方を知ることが大事だと思いました。リスクとハザードの意味合いが理解できました。
食中毒は、予防によってだいたいは防ぐことが出来ることがわかりました。でも、すべてではないので、気を付けて食事の準備をしたいです。
食中毒の要因はたくさんあって、それぞれの特性に合わせた予防策を講じなければいけません。
特徴を少しでも知ることで自分や家族の安全を守ることができます。面倒だと思う予防策も続ければ習慣化されていくと思うので、上手く生活に取り込んでいきたいと思いました。
ウイルス、菌、寄生虫の食品に対する特性とハザードについて正しい知識を持つ事は、よりリスクの低減に繋がり、安全な食生活がなされます。又、中本農園さまの企業努力をお聞きしてとうもろこし、小松菜等の野菜が安全安心な物だと確信し購入することができます。組合員さんにもお薦め出来ます。
食品を取り巻くハザードを知る事が最大の防御になる。
子供、妊婦、高齢者のリスクが高くなる。
食中毒が冬期に多くみられるなど統計や実際の事例を知り予防三原則+ひろげないをもとに、日常生活の注意点も学びました。
食品のハザードについて。
前回の講演で食品は無菌無害のものはないと学び、今回はハザードにはどのような種類があり、どのようなリスクの大きさがあるのかを詳しく学びました。これまでに知っていたこともありましたが、大丈夫だと思っていた食品でも、食中毒が発生することをお聞きし驚きました。リスクを知っておけば対処・コントロールができます。予防として3原則を徹底することと、家庭では子どもにも教えていきたいです。
人が生きるために生涯で50トンもの食料を消費するそうですが、食べる=生きることではありますが、食べる=ハザードとリスクがあり、食品には細菌性を含む食中毒を起こす危険があると言われています。それは科学的な物質や自然毒、異物混入の人的要因の事故であったりアレルギー物質であったりとその危険要因は様々で、リスクをゼロにすることは困難です。しかし、正しい知識を得ることでそのリスクを低減することはできるので、これからも食の安全に関する情報を発信して頂きたいと思います。
日常で気になる食品のリスクについて知ることが出来た。
菌や毒などは身近にあるが特性をしれば自分自身で安全を守れる。また、知り伝わって来たことが全て正しいとは限らないこと正しいリスク回避を分かりやすく科学的根拠なども交えながら発信してゆきたい。勿体ないから沢山作る何日も食べるなどは避け、必要な量を購入消費することも心がけたい。また冷蔵、冷凍の保存の仕方を今一度見直したい。人の感覚と実際の冷却温度に違いがあり数字できっちり抑え、むだな開け閉めを避け庫内の冷蔵、冷凍温度を保ち菌などの発生率を下げたい。
具体的な事例を示しながらの食中毒のお話は非常に分かりやすく、身のまわりにこれだけの食中毒事件が起こっていることに気持ちが引き締まった。紹介された中には、初めて知る内容もあり(リステリア属菌)、積極的にお知らせしていきたいと思った。
予防三原則を考え、菌の種類も多いのでその予防対策も違うが情報を知ることで、予防への安心につながり、その情報を伝えることは大切なことであると感じました。
※食品安全コミュニケーター育成講座とは…1年間(計6回)で「食品安全」を学び、正しい情報をみなさんにお伝えすることができる人材を育成する講座。消費者庁、石川県と共催で進めるとりくみ。